今年、7校目は…
関西の元気な女子5人組。
午前中は学校の体験メニューがあったらしく、ジップラインやマウンテンバイクなどをこなしてきたようだ。
午後一番、少し曇り空になってきたが畑へ出かける。
予報通り、やはり雨がぽつぽつ…
それでも少し農作業を体験しよう!

5月に植えつけたジャガイモの芽がしっかりと伸びてきていたので、芽欠き作業と土寄せを行う。
一株から出た芽を2〜3本に減らし、余分な細い芽はすべて抜き取る。
そして、根元の茎がしっかりと土を覆われるように、土を寄せていく。
これらはすべて大きなジャガイモを育てるための作業だ。
5人もいると、これだけあるジャガイモの芽もあっという間に終わってしまう。
有難いことだ。
寒くなってくるので、早々に引き上げ。
交代でお風呂を過ごす間に、先生方が様子を見にいらっしゃる。
夕食…
アレルギーの生徒さんもいらしたが、たくさん食べてもらえた。
(最後はおひつを抱えて食べるほどに…)
育ち盛り、たくさん食べて、元気に過ごして欲しい。

アフターはやはりゲーム。
定番のカードゲームを始め、久々に、女子がすきそうな「ぶたなかま」なんてのもやってみる。
「頭使いすぎた〜」って、普段の勉強は使ってないの?

翌朝はいい天気に恵まれた。
お昼ご飯まで少し時間があったので、山菜取りに出かける。
もう、わらびには少し遅すぎたようだ。
ゲレンデを少し登り、野尻湖を見下ろし、辺りの山々の景色を堪能し、少し深い森の雰囲気も味わおうと、裏の森へも足を踏み入れた。
タニウツギのピンクが目を引く。足元には銀ランがひっそりと咲いている。
しかし、花には余り興味がないようだ。
代わりに…
「トカゲ走った〜!」って、やっぱりいまどきは男子と女子が昔と反対?
「どんな色だった?尻尾青かった?」と、聞くと…
「青かった!」
「じゃあ、ニホントカゲの幼体だね。大人になると青い色はなくなるんよ。」
「ニホントカゲ見ました〜!」
こういうことには興味を示す。なんだかとても面白い。
いろいろなことに好奇心をもって、知りたがって欲しい。
今が一番吸収できる頭も心もやわらかい時期なのだから…

帰りがけ、家の前で先生に出会う。
今採ってきたばかりのわらびを見せて、高原の景色の話を一生懸命に伝える。
先生ととても親密な感じの学校だ。
先生方も、生徒たちの話に耳を傾ける。
早めの昼食を食べて、あっという間に1日が終わる。
今回の学校で感じたのは、今までの関東の学校に比べて、好き嫌いが少なかった。
関西はやはり、食べることが生活の中で重視されているのだろうか?
元気な関西の女の子たちは、関西のおばちゃんたちの強さを併せ持っているような気がした。
(まあそうか、いずれはそうなるんだから…)
これからもその元気さ全開で、学校生活も受験勉強も頑張れ!!
posted by KAZUおばさん at 16:00|
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農山村体験学習
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