2017年07月17日

ホムデン欲し〜!

 ホムデンが欲しい!
と、師匠に言ったら…
17ホムデン_01.jpg 持って来てくれた。
さすが〜!
なんでも手に入れてきてくれる師匠!


ついでに、ちゃ〜んと
17ホムデン_02.jpg プランター植えにもしてきてくれた。

さて、ホムデンとは何ぞや?
と、思った人に…
タイの小さな赤たまねぎのこと。
これをフライドオニオンにして、トッピングに使ったり、カレーにも入れるみたいだ。


17ホムデン_03.jpgあっという間にちょこちょこと芽が出てきて、するすると葉を伸ばし、気がつけば株がたくさん分けつして増えるらしい。
育てやすい植物らしいが、とりあえずここの気候に合うかどうかが一番の問題。
まずはこのプランターを育てつつ、畑へも少し植えてみよう。
どんどん増えてくれたら、フライドオニオンにしておかゆのトッピングにも使えるし、料理の幅も広がると言うもの。

またひとつ、新しい作物が増えそうだ。
posted by KAZUおばさん at 22:23| Comment(5) | アグリに挑戦! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

久々、雨…せやけどね!

 空梅雨といわれ続けて、ひと月余り…
17梅雨空.jpg ここへ来て、突然の雨続き。
おまけに台風まで乗っかってきて、北陸地方は多数の災害ニュースが伝えられている。

カラカラだった畑は、一気に潤ったを通り越し、水が流れ出す始末である。
水と気温が足りると、植えてある野菜の苗もさることながら、恐ろしい勢いで伸びるのは雑草…
雨が上がったら、エンドレスの草取り作業が待っている。
posted by KAZUおばさん at 19:26| Comment(2) | 山の天気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第8弾

 今年は雨の少ない6月、畑の土もカラカラ…
そんな日にまさに助っ人!

8校目は、例年民泊だが今年は日帰りの中学校。
おかげで、男女混合。
これはこれで、メリットがある。それは後ほど…

さて、早速取りかかってもらったのは、

17農山村_23.jpg 今から植えるかぼちゃ畑の草取り。
この面積、二人でやるにはなかなか…
しかし、元気な5人がいれば、あっという間にきれいになる。


17農山村_24.jpg この後、植える場所を確定するため 古いマルチをピン止めで固定し、かぼちゃの苗を植えていく。
白皮砂糖南瓜・雪化粧・バターナッツの三種類。
ポット苗の根を崩さず、きっちり植えつけつことがなかなか難しい。
何しろ、カラカラ…
掘った植え穴に、たっぷりの水を注ぎ、苗を植えるが回りにある土は砂のような状態。
土を寄せても、うまく根を固定できないようだ。
水をやりつつ、しっかり定着。

もうひとつ大きな仕事は…
電柵の設置。
先月立てた支柱に、電線を取り付けていく。
がいしにうまく巻きつけておかないと、ピンとは張れない。
2段の電線を張り、上下をつなぐ。
どれくらい? びりびり? 気になるらしい。

昼食と休憩時間のゲームももちろん挟み、午後もしっかりお仕事!


17農山村_25.jpg とにかくカラカラの畑、あとはひたすら水遣り水遣り水遣り…
種をまいた人参畑も、あっという間に干上がってしまう。
せっかくの種も芽を出さない。
せっせと時間いっぱい働いてくれた、小さな巨人たちだった。

 最後に…
いろいろな学校を受け入れてきたが、日帰りの学校は男女混合が多い。
民泊の場合は男女どちらかに偏るが、この場合は、一人が暴走すると皆つられてしまうことが多々ある。
しかし、男女混合の場合は、お互いの目を意識するのか、男の子たちも遊びだすことがなかったり、女の子のおしゃべりばかりと言うこともない。
今回は、特に仲の良い友人というわけではなく、学校側で割り振られたメンバーだったらしく、余計真面目さが目立ったようだ。
心も身体も成長期の中学生、男女ともにその特性を理解し、尊重しあうこともこうした場で学んでいくのかもしれない。

posted by KAZUおばさん at 23:00| Comment(0) | 農山村体験学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第7弾

 今年、7校目は…
関西の元気な女子5人組。

午前中は学校の体験メニューがあったらしく、ジップラインやマウンテンバイクなどをこなしてきたようだ。

 午後一番、少し曇り空になってきたが畑へ出かける。
予報通り、やはり雨がぽつぽつ…
それでも少し農作業を体験しよう!
17農山村_19.jpg 5月に植えつけたジャガイモの芽がしっかりと伸びてきていたので、芽欠き作業と土寄せを行う。
一株から出た芽を2〜3本に減らし、余分な細い芽はすべて抜き取る。
そして、根元の茎がしっかりと土を覆われるように、土を寄せていく。
これらはすべて大きなジャガイモを育てるための作業だ。
5人もいると、これだけあるジャガイモの芽もあっという間に終わってしまう。
有難いことだ。

 寒くなってくるので、早々に引き上げ。
交代でお風呂を過ごす間に、先生方が様子を見にいらっしゃる。

 夕食…
アレルギーの生徒さんもいらしたが、たくさん食べてもらえた。
(最後はおひつを抱えて食べるほどに…)
育ち盛り、たくさん食べて、元気に過ごして欲しい。


17農山村_20.jpg アフターはやはりゲーム。
定番のカードゲームを始め、久々に、女子がすきそうな「ぶたなかま」なんてのもやってみる。
「頭使いすぎた〜」って、普段の勉強は使ってないの?


17農山村_21.jpg 翌朝はいい天気に恵まれた。
お昼ご飯まで少し時間があったので、山菜取りに出かける。
もう、わらびには少し遅すぎたようだ。
ゲレンデを少し登り、野尻湖を見下ろし、辺りの山々の景色を堪能し、少し深い森の雰囲気も味わおうと、裏の森へも足を踏み入れた。
タニウツギのピンクが目を引く。足元には銀ランがひっそりと咲いている。
しかし、花には余り興味がないようだ。
代わりに…
「トカゲ走った〜!」って、やっぱりいまどきは男子と女子が昔と反対?
「どんな色だった?尻尾青かった?」と、聞くと…
「青かった!」
「じゃあ、ニホントカゲの幼体だね。大人になると青い色はなくなるんよ。」
「ニホントカゲ見ました〜!」
こういうことには興味を示す。なんだかとても面白い。
いろいろなことに好奇心をもって、知りたがって欲しい。
今が一番吸収できる頭も心もやわらかい時期なのだから…


17農山村_22.jpg 帰りがけ、家の前で先生に出会う。
今採ってきたばかりのわらびを見せて、高原の景色の話を一生懸命に伝える。
先生ととても親密な感じの学校だ。
先生方も、生徒たちの話に耳を傾ける。

早めの昼食を食べて、あっという間に1日が終わる。

今回の学校で感じたのは、今までの関東の学校に比べて、好き嫌いが少なかった。
関西はやはり、食べることが生活の中で重視されているのだろうか?
元気な関西の女の子たちは、関西のおばちゃんたちの強さを併せ持っているような気がした。
(まあそうか、いずれはそうなるんだから…)
これからもその元気さ全開で、学校生活も受験勉強も頑張れ!!
posted by KAZUおばさん at 16:00| Comment(0) | 農山村体験学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月04日

恒例、山菜狩りイベント!?

 例年行われる春の一大イベント「山菜狩り」
ここ数年は、山菜食べるイベントになりつつあったが…

今年は1泊、さらには参加者全員がどろどろに疲れていたわりには、精力的な活動を見せてくれた。
6月3日(土)
17山菜狩り_01.jpg 午後から山菜取りに出かける。
まだ雪が消え残る山間では、山菜も少し遅れ気味だったようだ。


17山菜狩り_02.jpg それでも、立派なコゴミやユキザサが大豊作!
結構な量が確保できた。
土曜日の夕食は、山菜尽くし…
と、ここで調理する私のだいちょんぼ!
てんぷらにもする予定だったユキザサを全部茹でてしまった。
慌てて、庭へてんぷら材料を収獲に…
ハルジョオン、スイバの花穂、ヤマミツバ、アサツキ 木の芽…
などなど採取して、何とかてんぷららしくなった。

翌朝、こちらはお決まりのS水作業長の力作!

17山菜狩り_03.jpg こればっかりは、プロの手を借りなければ、これだけの収獲は望めない。
昨夜結構遅くまで夜会していたのに、元気に出かけてくださって、感謝感謝である。
食べる人は、ここで一手間…
ひたすら剥く剥く剥く…
切る切る切る…
そして、私がたけのこ汁に仕上げる!
アルマナック特性たけのこ汁は、シーチキンで作る。

さあ、イベントの集大成!

17山菜狩り_04.jpg もちろんBBQである。
年々、参加者のよる年波に、肉を食べるのはきつくなってきているので、今回も野菜多め、魚は鮭をチャンちゃん焼きに、ジャガイモをホイル包みでチーズ焼きにと工夫を凝らし、鶏肉はしっかりと味付けしたカレー風味とアジア風味、野菜のたれにはピリ辛ゴマだれとおろしレモンだれを用意。

日曜の昼BBQなので、アルコールは控えなくてはならないのが玉に瑕だが、好天にも恵まれて、ゆったりとしたひと時を過ごすことができた。

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posted by KAZUおばさん at 23:00| Comment(3) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第6弾

 今年、6校目は…
やはりまだかわいらしさが残る2年生の男の子5人組。

 午前中には畑へ出かける準備を整え、早めの昼食を取る。
ご飯ができるまでにちょこっとゲームを体験。時間つぶしになれば…

午後、曇り空だが畑へ…
17農山村_16.jpg 二手に分かれて、一組は電気策を張る準備。
支柱にがいしを取り付けては、とうもろこしと豆の畑の周りに等間隔に立てていく。
まだ体重が軽い彼らには、土に支柱をぐっと差し込むと言う作業がとても大変なようだ。
体格のいい子がサポートしつつ、支柱立てが終わる。


17農山村_17.jpg 次はとうもろこしの植え付け。
根をいためないよう、慎重に…
これもあっという間に終わる。
仕事早いね!


17農山村_18.jpg ねぎの植えつけ用の溝を掘る。
ホーを使って溝を切り、彫り上げた土を被せ用として横に積み上げていく。
道具を使うのはなかなか難しい。
思ったように土に打ち込めず、持ち上げた土を山に残すのも思ったところへ置くことができない。
慣れた頃には、溝は終点…
ご苦労様!

この他、マルチ張りや草取りを手伝ってもらい、畑作業は終了。

帰ってお風呂を済ましたら…「ゲーム!」
遊びたいほうが優先して仕事も頑張ったんだね。

夕食、事前に好き嫌いを確認したとき、野菜嫌いがとても多かった。
やはり宣言通りと言うべきか、野菜の入っている料理はことごとく残っている。
もっとしっかり食べられるようにならないと、大きくなれないぞ!!

夕食後も、ゲームで少し遊んで…
テレビを見る子、漫画を読む子、それぞれに夜の時間を過ごしていた。
なんだかプレイルームが静かなだぁ〜
みんな漫画かな?

ふと覗きにいくと…
なんと!
数人は折り重なるように寝ているではないか!
静かなはずだ…
まだ幼さが残るほどのかわいい寝顔を並べた様子は、まるで猫の子を集めたように見えるほど…

慌ててたたき起こし「ちゃんとお布団で寝なさい!」
まだまだ体力も一人前ではないんだね。
昨日からの活動と、今日の畑で体力使い果たしたんだな。
ついでに、ゲームで頭の中も沸騰していたのかもしれない。
あっという間に静かに眠ってしまった。

かわいらしさ満点の子供たちを翌朝見送り、いつか彼らが立派な青年になった姿を見てみたいなぁ〜
と、思ってしまった。
どうか、野菜嫌いを克服して、何でも食べて、大きく体力もしっかりつけて成長して欲しいと、願うばかりである。
この季節でなくて、もっと野菜の収獲ができる季節だったら、たくさん野菜の本当の味を教えてあげられたのになぁ…
ちょっと残念に思う私たちだった。
posted by KAZUおばさん at 12:00| Comment(0) | 農山村体験学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月27日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第5弾

 今年、5校目は中学2年生のかわいらしい5人組男子。
天候が少し危ぶまれたが、思い切って畑へ…

17農山村_12.jpg 4月に蒔いておいたとうもろこしの苗を植えつける作業を最初に行う。
根を傷つけず、しっかりと立てる。
丁寧な作業が要求されるが、黙々と確実にこなしてくれる。


17農山村_13.jpg 次に、遅まきとなるとうもろこしの種を入れていく。
今年は気温が一定せず、発芽や成長にかなり影響が出る。
果たしてこの種も無事に発芽してくれるだろうか…
みんなの丁寧な作業が、実りに繋がることを祈る気持ちで見守った。


17農山村_14.jpg 天候に不安があったが、時間いっぱいまで頑張ってマルチ張りも体験。
5人の丁寧な作業と息の合った動きは、とてもきれいな畝を作り上げた。

昼食にいったん戻り、さあ午後ももうひと働き!

午前中に体験したマルチ張りをもう少し…
豆の種を入れて、防鳥糸を張る作業…
張ったマルチに穴あけ機で等間隔に穴を開け、大根の種を蒔く…
かぼちゃ畑の草取り…広いから大変!
時折雨にも当たったが、頑張っていっぱい働いたね〜


17農山村_15.jpg 雨の影響もあり、たくさん働いて、使った道具も軍手もどろどろ…
近くの用水路へ降りて、使った道具や、長靴、軍手もきれいに洗う。
さっぱりしたね!
この汚れは、頑張った証だからね!

畑から戻り、一風呂浴びてさっぱりしたら夕食。
多少の好き嫌いはあるようだが、頑張って食べていた。
たくさん働いておなかも空いたね。

アフターはやはりゲーム!
2年生だが、ゲーム感が良く、次々と新しいゲームにのめりこんでいく。
ブロックス ニムト アベカエサル コルトエキスプレスなどなどこなして盛り上がり、興奮冷めやらぬうちに就寝時刻。

翌朝、早い時刻に出発。
学校生活では、なかなか体験できない時間を過ごすことができただろうか?
これから、学習に部活動にと忙しくなる2年生。
たった1日だが、この1日が中学校生活の楽しい思い出になってくれたならと願っている。

中学生の1年1年は、とても成長が早い。
かわいらしかった彼らも、来年には一段と大きく男の子らしくなっていくのだろう。
大人になる過程で、この体験がどこかで役に立ったらうれしい。
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2017年05月25日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第4弾

 今年4校目は、明るく元気な女子5人組。
受け入れ後、館内の説明を簡単に行って、早速農作業体験。

17農山村_09.jpg 午前中は、種蒔きと苗の手入れを行う。
小さなレタスの種…
種のままのものとコート種子のの違いや、種の特性による最適な蒔き方などを説明しつつ、小さな種を一つ一つ蒔いていく。
根気の要る作業だ。
その後、きゅうりの種なども蒔く。


17農山村_10.jpg テラスの上には、すでに育ってきている苗がいろいろ…
これなんでしょう?
と、観察しながら…
関東とここ黒姫の天候の違いによる農作物の成長について考える。
そして、日照の不足する高原地帯でも、元気な苗を育てるために、液肥を与える作業を体験する。
時折、雨がぱらつく…

昼食後、天候を気にしつつも畑へ!

17農山村_11.jpg 草取りやマルチ張り、豆の種蒔きと防鳥糸張りなどもしっかりとこなし、5人の息の合った作業風景を見ることができた。
そして、最近の中学生に多く見られる現象…
女子のほうが虫や蛙に強い!
青虫を見つけては、作業中もずっと仲良くしている。
昔とは違うよなぁ〜

曇り空ではあったが、何とか最後まで作業ができた。

にぎやかに過ごした夕食の後は、いつものようにゲームいろいろ…
遅くまで頑張ったので、カラフルポテトチップスとフローズンヨーグルトのお夜食をほおばり、おやすみなさい…

彼女たちも3年生…
帰ったら受験体制に入るのだろう。
この元気ではきはきとした明るさを失うことなく、これからの生活にも前向きな毎日を送って欲しい。
ただ…好き嫌いはなくそうね〜
何でも食べられる元気な女の子に育って欲しいから!
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2017年05月23日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第3弾

 今年、3校目は…
関西の中学校、男子5人組!

早速畑へ…
今日は豆の種蒔き。
17農山村_06.jpg かがんだ姿勢がつらいのか、寝っころがって作業する…
なんとなく猫の子供たちのよう…


17農山村_07.jpg 豆の種を入れたら、すぐに防鳥糸張り。
「どこかから必ず烏は見ているからね〜」
せっかく入れた種を穿り返したり、出てきた芽を面白半分に引っこ抜いたりされるので、この作業はとても大切!
これもず〜っとかがんだ姿勢で続くため、結構ハードなのだ。
この後、ナスの畑のマルチ張りを頑張ってくれた。
だんだん慣れて、まっすぐにピンと脹れるようになる。
良く頑張った!
しかし、こうして農業体験の生徒さんたちが手伝ってくれるようになって、私たちは腰や膝の負担が少なくなった。
やっぱり若さだよね。
生徒さんたちには本当に感謝しかない。
2時間ほどの畑作業を終えて戻る。

17農山村_08.jpg 夕食に使うしいたけを採りにいく。
5人の中には、きのこに触れない!って子供たちもいる。
この形や感触が気持ち悪いらしい。
もちろん、食べるのも恐怖!
でも、アレルギーがあるわけではないので、一口はノルマだよ〜

夕食後は、いつものようにゲームいろいろ…

その後、就寝時刻を過ぎても、二階はドタバタドタバタ…
ついに父さんの一喝が出た。
久しぶりだなぁ〜
年々子供たちは、お行儀良く大人しくなって、なんとなく覇気がなくなってきている気がしていたが、関西の子供たちは元気だった!

翌日、朝早くに北陸新幹線とサンダーバードで帰っていった。

あの元気さを失わず、これからの受験勉強でも明るさを持ち続けて頑張って欲しい。
ひと時、緑の風の中での活動が、その合間合間で少しでも心を癒す思い出となってくれるよう祈りたい。

posted by KAZUおばさん at 12:00| Comment(0) | 農山村体験学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月16日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第2弾

 今年の2校目は、女子3名。
とっても元気で明るい3人組だ。

お迎え後、館内の案内をいつも通りに済ませ、早速山菜採りに出かける。
雪が消えかかったゲレンデでは、蕨がちらほら…
帰りがけに立ち寄った町営駐車場の土手で、雪が消え残っていたのであろう一箇所から、コゴミが豊作!
みんなで一斉に採り始めた途端、ドバ〜っと雨が!!
慌てて駐車場のトイレの庇へ雨宿りし、車の迎えを待った。
山の天気だね…
蕨を採りながら…
「わらびもちってこれからできるの?」の素朴な質問。
「そうだよ〜 この蕨の根っこから取れるでんぷんを溶かして練って加熱するとわらびもちになる!
だけど、本物はとっても高価なもので、市販されているほとんどのわらびもちは、サツマイモのでんぷんやキャッサバイモのでんぷんで作られてるんだよ。」
と、説明する。
ちょうど雨も降ってきてしまったので…


17農山村_04.jpg わらびもちを自分たちで作ってみよう!
水にわらびもち粉を溶かし、火にかけながらゆっくりと混ぜ続ける。
最初はさらさらだった白い液体が、だんだん重たくなって、粘りを持ち、透明になっていく。
さあ、ここからが力の勝負!しっかりとふつふつ沸騰するまで焦がさず混ぜ練り続ける。
ぽってりとした塊になったら、バットに広げて冷ます。
水に落としてすぐに食べるのもいいけれど、今日はしっかり冷やしたら夕食のデザートにしようね〜

午後、雨が上がってきたので畑へ出かけるが…
余りの寒さに見学だけして引き上げる。


17農山村_05.jpg 夕食に使うしいたけ採りをした後は、ゲーム合宿状態に!

天候には恵まれなかったが、少しは山の暮らしを体験してもらえただろうか…
おやつだって、なんでも手作りだよ!
ちょっとコンビニ…なんて、ここにはないからね。

「苦手だったしいたけを、てんぷらにしたら食べられた!」
と、後にお手紙をいただいた。
自分たちで採ってこその味。
自然に囲まれて暮らす毎日を少しでも味わってもらえたなら…
これから受験に向かって、毎日が忙殺されていくであろう子供たちに、緑の記憶が少しでも心の中に残っていてくれるとうれしい限りである。
posted by KAZUおばさん at 12:00| Comment(0) | 農山村体験学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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