
梅雨時というのに、ここ数日は好天に恵まれている。
おかげで、薄暗くなるまで畑三昧。
ここ数年で、当初の6倍近くの面積になったわが畑、気がつけばいつの間にやら2人では手に負えなくなっている。
今年も、春の植え付けからアルマナック作男たちの絶大なるお力を借り、その後修学旅行生の農業体験にもお世話になり、何とかここまでやってきた。

現在ジャガイモ5種の新種芋と年越しのジャガイモ6種以上が花の盛りを迎えようとしている。
早生のものはすでに満開…
晩生のものはまさに蕾を山ほどつけている。
中には、初栽培のシェリーという品種などめったに花をつけないらしい。

新品種アカネカゼの花が濃い赤紫なのにちょっと驚き…
赤皮黄肉のジャガイモで、皮にも花にもアントシアニンが含まれるそうだ。
この品種は、病気に強い特性があるという。
昨年の不作を鑑みて、中にはこういった品種も必要と、今年は導入してみた。

今年もズッキーニは5種類。
イタリアンズッキーニは、よくある長細い形でグリーン・薄いグリーン・縞模様の3種類。
丸いズッキーニは、濃い緑のブラッグエッグと黄色いゴールディ。
小さかった苗も、直径が50センチを超えるほど大きく広がった。
今年は、初めての栽培方法「立体作り」にチャレンジする。
病気になりにくく、少ない面積で、収穫遅れも少なくなる…と、いいこと尽くめなのだが果たしてうまくいくだろうか?

毎年、苗つくりが遅れてしまうナス科の植物たち。
今年は何とかナスの苗がそこそこの大きさになってくれた。
春の暖かい時期に家の中で発芽させたのが、功を奏したようだ。
美味しい秋茄子に乞うご期待!
しかし、少し遅れて蒔いたトマトは、成長が遅い。(4月の入院がすべての原因…)
夏に間にあうか、ちょっと心配なところである。

そして、例年苗を作ってもうまく定着しないレタス。
昨年から導入した木陰マルチがいい仕事をしてくれる。
人気の高い「ハンサムグリーン」も20株以上が定着した。
真っ赤な葉の「グレナディン」や肉厚の「バターレタス」などもこの木陰マルチで栽培する。
しかし、このマルチも決して安くないので、贅沢には使えない。
そこで、黒マルチでも生育しそうな、暑さに強い「グリーンスパン」を導入してみた。今のところ50株ほど欠けなく生育している。
あとは背の高いツルムラサキの北側など、強い日差しを避けられるような場所を生育場所として、「ロログリーン」なども植えてみた。
品種の違い、マルチの違い、生育場所などあらゆる方法を試して今後の栽培にも役立てていきたい。
さあ、来月末の収穫を目指して、あとは適度な雨を望むばかりである。
posted by KAZUおばさん at 13:40|
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