少しずつ、雪が消えて行きつつあるので、庭の片付けを始めた。

まだ蕾のものも多いので、しばらくは楽しめそうである。

輝く黄色ってこの色だなぁ〜ってしばし見とれてしまう。


今年はさくらんぼ採れるかなぁ〜

雪の重みで倒れていた株を持ち上げて、重たそうに花首を掲げている。
あっという間に花数が増えて、道行く人の目にも留まるようになるだろう。

我が家はふきのとうを食べないので、あっという間に呆けてでっかくなってしまう。
昔はうれしがって蕗味噌なんかも作ったが、これの苦味が苦手な家族からは不評だった。

手入れもせず、それでも花をつけているのをみると、その自然の力の強さに驚かされる。

秋に落ちたものが、雪解けとともに芽吹く。
これも自然の摂理。
そのパワーたるやすさまじい。

しいたけのホダ木から、早くも春子のぽっちがあちこちに出ていた。
秋子に比べて成長が遅いので、食べられるようになるにはもう少し時間がかかるだろう。
秋ほどの収獲もないので、少しばかり私たちの食卓を賑わせて終わりそうだ。
毎日毎日進んでいく春の気配に、心も少し優しくなるこの季節である。