昨年も信濃町へ出かけてくれたが、そのうち半分くらいは農家の子供たちだった。
今年は、農家の子供たちが少なかった。
たとえ長野県下であっても、畑をじっくり見ることも、土に触れることも、だんだん少なくなってきている気がする。
さすがに市内の子供たちは暑さに強い。
長野市内は盆地のため、夏は暑く、冬は寒い。
早速お仕事!

やはり、今日も不作…
小さな芋が多い。
掘った後を、丁寧に草かきを使って均しながら、掘り残しを見つけていく。
長野の子供たちは良く働く。
土に触れることが少なくなったとはいえ、やはり都会の子供たちとは何かが違う。
率先して動く、元気がいい。

この他にも、ズッキーニやいろいろな野菜を収獲。
この季節に来てくれる子供たちには、野菜がなっている姿を見てもらえるのがうれしい。
子供たちは、基本野菜そのものの姿を知らないことも多い。
料理はお母さんたちが作ってくれるし、外食に行けば素の姿を見ることはない。
野菜そのものを見ても、それが何なのか知らないものも多く、もちろんなってる姿なんてはじめて見る物も多いのだ。
ズッキーニのなっている姿が、一様にインパクトがあるようだ。
昼食を挟んで、午後の活動。

人数もいたので、結構な量があったが、あっという間に終わった。
作業後は、今日の活動反省会などをてきぱきとこなし、あっという間にお迎えの時間となった。
長野市内の子供たちに農業体験?
って、昨年思ったが…
これからの農業を思うに、農業県である長野がこうやって未来の子供たちに、農業の大切さや大変さ、そして喜びも伝えていかなくてはならないのだと、深く考えさせられた。