2017年06月15日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第8弾

 今年は雨の少ない6月、畑の土もカラカラ…
そんな日にまさに助っ人!

8校目は、例年民泊だが今年は日帰りの中学校。
おかげで、男女混合。
これはこれで、メリットがある。それは後ほど…

さて、早速取りかかってもらったのは、

17農山村_23.jpg 今から植えるかぼちゃ畑の草取り。
この面積、二人でやるにはなかなか…
しかし、元気な5人がいれば、あっという間にきれいになる。


17農山村_24.jpg この後、植える場所を確定するため 古いマルチをピン止めで固定し、かぼちゃの苗を植えていく。
白皮砂糖南瓜・雪化粧・バターナッツの三種類。
ポット苗の根を崩さず、きっちり植えつけつことがなかなか難しい。
何しろ、カラカラ…
掘った植え穴に、たっぷりの水を注ぎ、苗を植えるが回りにある土は砂のような状態。
土を寄せても、うまく根を固定できないようだ。
水をやりつつ、しっかり定着。

もうひとつ大きな仕事は…
電柵の設置。
先月立てた支柱に、電線を取り付けていく。
がいしにうまく巻きつけておかないと、ピンとは張れない。
2段の電線を張り、上下をつなぐ。
どれくらい? びりびり? 気になるらしい。

昼食と休憩時間のゲームももちろん挟み、午後もしっかりお仕事!


17農山村_25.jpg とにかくカラカラの畑、あとはひたすら水遣り水遣り水遣り…
種をまいた人参畑も、あっという間に干上がってしまう。
せっかくの種も芽を出さない。
せっせと時間いっぱい働いてくれた、小さな巨人たちだった。

 最後に…
いろいろな学校を受け入れてきたが、日帰りの学校は男女混合が多い。
民泊の場合は男女どちらかに偏るが、この場合は、一人が暴走すると皆つられてしまうことが多々ある。
しかし、男女混合の場合は、お互いの目を意識するのか、男の子たちも遊びだすことがなかったり、女の子のおしゃべりばかりと言うこともない。
今回は、特に仲の良い友人というわけではなく、学校側で割り振られたメンバーだったらしく、余計真面目さが目立ったようだ。
心も身体も成長期の中学生、男女ともにその特性を理解し、尊重しあうこともこうした場で学んでいくのかもしれない。

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2017年06月09日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第7弾

 今年、7校目は…
関西の元気な女子5人組。

午前中は学校の体験メニューがあったらしく、ジップラインやマウンテンバイクなどをこなしてきたようだ。

 午後一番、少し曇り空になってきたが畑へ出かける。
予報通り、やはり雨がぽつぽつ…
それでも少し農作業を体験しよう!
17農山村_19.jpg 5月に植えつけたジャガイモの芽がしっかりと伸びてきていたので、芽欠き作業と土寄せを行う。
一株から出た芽を2〜3本に減らし、余分な細い芽はすべて抜き取る。
そして、根元の茎がしっかりと土を覆われるように、土を寄せていく。
これらはすべて大きなジャガイモを育てるための作業だ。
5人もいると、これだけあるジャガイモの芽もあっという間に終わってしまう。
有難いことだ。

 寒くなってくるので、早々に引き上げ。
交代でお風呂を過ごす間に、先生方が様子を見にいらっしゃる。

 夕食…
アレルギーの生徒さんもいらしたが、たくさん食べてもらえた。
(最後はおひつを抱えて食べるほどに…)
育ち盛り、たくさん食べて、元気に過ごして欲しい。


17農山村_20.jpg アフターはやはりゲーム。
定番のカードゲームを始め、久々に、女子がすきそうな「ぶたなかま」なんてのもやってみる。
「頭使いすぎた〜」って、普段の勉強は使ってないの?


17農山村_21.jpg 翌朝はいい天気に恵まれた。
お昼ご飯まで少し時間があったので、山菜取りに出かける。
もう、わらびには少し遅すぎたようだ。
ゲレンデを少し登り、野尻湖を見下ろし、辺りの山々の景色を堪能し、少し深い森の雰囲気も味わおうと、裏の森へも足を踏み入れた。
タニウツギのピンクが目を引く。足元には銀ランがひっそりと咲いている。
しかし、花には余り興味がないようだ。
代わりに…
「トカゲ走った〜!」って、やっぱりいまどきは男子と女子が昔と反対?
「どんな色だった?尻尾青かった?」と、聞くと…
「青かった!」
「じゃあ、ニホントカゲの幼体だね。大人になると青い色はなくなるんよ。」
「ニホントカゲ見ました〜!」
こういうことには興味を示す。なんだかとても面白い。
いろいろなことに好奇心をもって、知りたがって欲しい。
今が一番吸収できる頭も心もやわらかい時期なのだから…


17農山村_22.jpg 帰りがけ、家の前で先生に出会う。
今採ってきたばかりのわらびを見せて、高原の景色の話を一生懸命に伝える。
先生ととても親密な感じの学校だ。
先生方も、生徒たちの話に耳を傾ける。

早めの昼食を食べて、あっという間に1日が終わる。

今回の学校で感じたのは、今までの関東の学校に比べて、好き嫌いが少なかった。
関西はやはり、食べることが生活の中で重視されているのだろうか?
元気な関西の女の子たちは、関西のおばちゃんたちの強さを併せ持っているような気がした。
(まあそうか、いずれはそうなるんだから…)
これからもその元気さ全開で、学校生活も受験勉強も頑張れ!!
posted by KAZUおばさん at 16:00| Comment(0) | 農山村体験学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月04日

恒例、山菜狩りイベント!?

 例年行われる春の一大イベント「山菜狩り」
ここ数年は、山菜食べるイベントになりつつあったが…

今年は1泊、さらには参加者全員がどろどろに疲れていたわりには、精力的な活動を見せてくれた。
6月3日(土)
17山菜狩り_01.jpg 午後から山菜取りに出かける。
まだ雪が消え残る山間では、山菜も少し遅れ気味だったようだ。


17山菜狩り_02.jpg それでも、立派なコゴミやユキザサが大豊作!
結構な量が確保できた。
土曜日の夕食は、山菜尽くし…
と、ここで調理する私のだいちょんぼ!
てんぷらにもする予定だったユキザサを全部茹でてしまった。
慌てて、庭へてんぷら材料を収獲に…
ハルジョオン、スイバの花穂、ヤマミツバ、アサツキ 木の芽…
などなど採取して、何とかてんぷららしくなった。

翌朝、こちらはお決まりのS水作業長の力作!

17山菜狩り_03.jpg こればっかりは、プロの手を借りなければ、これだけの収獲は望めない。
昨夜結構遅くまで夜会していたのに、元気に出かけてくださって、感謝感謝である。
食べる人は、ここで一手間…
ひたすら剥く剥く剥く…
切る切る切る…
そして、私がたけのこ汁に仕上げる!
アルマナック特性たけのこ汁は、シーチキンで作る。

さあ、イベントの集大成!

17山菜狩り_04.jpg もちろんBBQである。
年々、参加者のよる年波に、肉を食べるのはきつくなってきているので、今回も野菜多め、魚は鮭をチャンちゃん焼きに、ジャガイモをホイル包みでチーズ焼きにと工夫を凝らし、鶏肉はしっかりと味付けしたカレー風味とアジア風味、野菜のたれにはピリ辛ゴマだれとおろしレモンだれを用意。

日曜の昼BBQなので、アルコールは控えなくてはならないのが玉に瑕だが、好天にも恵まれて、ゆったりとしたひと時を過ごすことができた。

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posted by KAZUおばさん at 23:00| Comment(3) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

今年も始まりました!6年目、農業体験 in 信濃町 第6弾

 今年、6校目は…
やはりまだかわいらしさが残る2年生の男の子5人組。

 午前中には畑へ出かける準備を整え、早めの昼食を取る。
ご飯ができるまでにちょこっとゲームを体験。時間つぶしになれば…

午後、曇り空だが畑へ…
17農山村_16.jpg 二手に分かれて、一組は電気策を張る準備。
支柱にがいしを取り付けては、とうもろこしと豆の畑の周りに等間隔に立てていく。
まだ体重が軽い彼らには、土に支柱をぐっと差し込むと言う作業がとても大変なようだ。
体格のいい子がサポートしつつ、支柱立てが終わる。


17農山村_17.jpg 次はとうもろこしの植え付け。
根をいためないよう、慎重に…
これもあっという間に終わる。
仕事早いね!


17農山村_18.jpg ねぎの植えつけ用の溝を掘る。
ホーを使って溝を切り、彫り上げた土を被せ用として横に積み上げていく。
道具を使うのはなかなか難しい。
思ったように土に打ち込めず、持ち上げた土を山に残すのも思ったところへ置くことができない。
慣れた頃には、溝は終点…
ご苦労様!

この他、マルチ張りや草取りを手伝ってもらい、畑作業は終了。

帰ってお風呂を済ましたら…「ゲーム!」
遊びたいほうが優先して仕事も頑張ったんだね。

夕食、事前に好き嫌いを確認したとき、野菜嫌いがとても多かった。
やはり宣言通りと言うべきか、野菜の入っている料理はことごとく残っている。
もっとしっかり食べられるようにならないと、大きくなれないぞ!!

夕食後も、ゲームで少し遊んで…
テレビを見る子、漫画を読む子、それぞれに夜の時間を過ごしていた。
なんだかプレイルームが静かなだぁ〜
みんな漫画かな?

ふと覗きにいくと…
なんと!
数人は折り重なるように寝ているではないか!
静かなはずだ…
まだ幼さが残るほどのかわいい寝顔を並べた様子は、まるで猫の子を集めたように見えるほど…

慌ててたたき起こし「ちゃんとお布団で寝なさい!」
まだまだ体力も一人前ではないんだね。
昨日からの活動と、今日の畑で体力使い果たしたんだな。
ついでに、ゲームで頭の中も沸騰していたのかもしれない。
あっという間に静かに眠ってしまった。

かわいらしさ満点の子供たちを翌朝見送り、いつか彼らが立派な青年になった姿を見てみたいなぁ〜
と、思ってしまった。
どうか、野菜嫌いを克服して、何でも食べて、大きく体力もしっかりつけて成長して欲しいと、願うばかりである。
この季節でなくて、もっと野菜の収獲ができる季節だったら、たくさん野菜の本当の味を教えてあげられたのになぁ…
ちょっと残念に思う私たちだった。
posted by KAZUおばさん at 12:00| Comment(0) | 農山村体験学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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