日帰り半日だけだが、関東からの高校生を二日続けて迎えた。
少し幼さを感じることもある中学生とは、また違った雰囲気を持つ高校1年生の男子5人組。

黙々と作業を進め、あっという間にきれいになる。
なんだか、いつもの中学生たちとは勝手が違う。


持ち帰った芋を洗い、干し…
お昼ご飯まで少し時間が余ったので、ちょこっとゲームもして…
掘りたて芋のポテトサラダやフライドポテトを堪能して、帰途に就いた。
翌日は同行の女子7人組。

昨日と同じ、やはり黙々と…
女子が7人もいて、畑がシーンとしているなんて、今まででは考えられない!
やっぱり勝手が違う…
思わずみんなに声をかける「ほら、賑やかにおしゃべりしてないと熊が来るよ〜」そこからやっと、少しずつ賑わいが出てきた。

株元を探しつつ、液肥をあげる作業を手伝ってもらう。
ずっと腰をかがめたままのつらい作業である。

この日も、2時間ほどの作業で切り上げ、芋洗いを経て昼食を過ごし、皆元気に帰って行った。
今までの中学生とは、本当に雰囲気も、作業効率も違った。
このころの一年が、どんなに子供たちを成長させるかをとても実感できた。
今の高校生がこんなにまじめで出来がいいのか…
自分の高校時代を思い返すと、ありえないだろうなぁ〜と、思ってしまうのは、自分の出来が悪かったからなのか?
同伴してくださった先生が、畑をとても気に入ってくださっていた。
農業をとても理解し、大切に思ってくださっていた。
こんな先生に教えられて、子供たちもまた違った成長を見せてくれるのだろうか。
こうして今の若者たちが、農業のあり方をどんどん新しい考え方をもって進めて行ってくれたなら、とてもうれしいことだと思う。
まだまだ日本の農業も捨てたもんじゃないかもしれない。