どういう訳か、またもや女子4名。
今年は女の子に好かれているみたいだ。
今回は、比較的少人数の学校で、先生方がしばしば訪れてくださったり、夜も様子をうかがう電話連絡があったりと行き届いている。
さて、元気で賑やかな女子たちを連れて、午前中は山菜採りに出かける。
山で同じく山菜狩りをしている老夫婦に出会い、千葉からの修学旅行だと伝えると「あら私たちが先に採っちゃたわ〜分けてあげようか?」と、お心使いをいただく。
こうした地元の方たちとの触れ合いも、民泊ならではかもしれない。

何とか見つけた3本で夕食の味噌汁にしてみる。
ゆっくりと山を下りながら、咲いている山野草を見つけたり、山椒の木を見つけて匂いを嗅いだり、フィトンチッドの話をしたり…(みんな深呼吸してたっけ)
帰宅して昼食。
午後、先生方が畑へ見回りにいらっしゃるかも?というので、食休みもせず畑へ…

両側から引っ張りすぎた〜といいつつも、4人で力を合わせてピンと張ることができた。
そこへは、枝豆の種を蒔く。
極早生の莢音と早生の黒頭巾の2種類。
この他、花豆・いんげん3種・ササゲ2種・平莢2種も蒔く。
最後に、種を蒔いたすべての畝の周りに防鳥糸を張り巡らす作業をし、たっぷりと水遣りもして終了。
今回も皆、しっかり働いてくれた。
夕方、先生方が視察に訪れ、どんなことをしたのかを尋ねられた。
防鳥糸の話やマルチの話、普段の生活では触れることのない事柄の話をウロ覚えの中から一生懸命答えていた。
アフターは、お決まりのゲーム大会。
そして、一人ギターに興味を示した女の子がYOSHIに教わりつつ、一生懸命練習していた。
就寝時刻の頃には、いい音で弾けるようになっていた。
好きこそものの上手なれ…とはよく言ったものだ。
ゲームの相手をしつつだったので、早々付き合えたわけではなかったが、好奇心の芽がまたここで一つ育ったことがなんとなくうれしい。
お嬢がいたらもう少し教えてあげられたのにね〜
ゲームに熱中した女の子たちも、それぞれに真価を発揮する。
ゲームによって強い弱いが現れ、性格も見え隠れするのが面白い。
個性的な面子の集まったグループだったが、それぞれにお互いを認め合い、自分の役処をしっかりと認識しているような印象を受けた。
この修学旅行を、学習の機会ととらえている学校で、長野県に対する予備知識も学習してきているし、体験内容をその場で振り返り記録する栞を作っていた。
私たちも感想や今後のアドバイスなどを求められ、栞に記録する。
私たちにとっても、ちょっと面白い体験だった。