天邪鬼〜(><)

強風に見舞われた春の嵐から一変、いい陽気になった一昨日。
　ついに温室再建して種蒔き開始！
今度は風に対する考慮をして、玄関脇の2面が壁となるところを設置場所と決めた。
日中晴れると、締め切った温室内は30度にもなるため、こまめな温度管理が必要となるが、これは致し方ないだろう。その代わりに、日中の熱を持ったまま夜外気温が一桁になっても、10度以上を保ってくれているようなので、こちらの方が何よりもありがたいことである。


　イチゴの芽も出揃ってきた。
今まで育てていた「とよのか」に加えて、昨年新しく四季成りの「夏姫」と白いイチゴ「パインベリー」も栽培している。
昨年のランナー採りの際に、一緒くたに並べて鉢を置いていたため、どの子株がどの品種だか解からなくなってしまった。新しい苗はとりあえず「イチゴ」としておこう。


　昨年、たっぷりのサクランボを収穫させてくれた我が家のサクランボの木も、蕾を膨らませてきている。
昨年の収穫の際に、あまりに大きくなりすぎた木からの収穫に耐えかねて、強剪定をしてしまったのだが、思いの外花芽ができていたようで、結構な数の蕾がある。
今年も少しは収穫が望めるだろうか…

そんなのほほんとした気分は、翌朝一変した。

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さあ春！ 始めるぞ〜の、はずが…？！

　春の訪れを告げる花たちが次々と開き始めている。

　毎年、種をこぼして株を増やし続けているのはクリスマスローズ。
最初の一株からは想像もできないほど広がってきた。
今年は、何度も芽を出しかけては雪の重みを被り…花首がかなり低く垂れてしまった。

　
庭中に咲く水仙は自生している八重咲の品種。生命力が強く、土を掘り返してもどことなく広がり続け、どんどん株を増やしている。
口紅水仙ほどの香りはないが、一面に咲くと黄色が美しい。


　美味しい一番乗りはフキノトウ。
花が開いてしまう前の蕾の状態で摘み取り、てんぷらやフキ味噌を作るのがこの辺りでは一般的な調理法。


　何よりも目をひくのがフクジュソウの黄色。
つやつやとした黄色い花弁は、日の光を受けるときだけ輝くように広がる。


　そして、もうすぐ始まる畑のために、野菜苗を作り始めようと、今年は大型の温室を購入。
照りつける春とは思えない日差しの中で、せっせと組み立てた。
春の外仕事は、一人でやらなければならない。
ＹＯＳＨＩは極度の花粉症に見舞われて、一歩たりとも外へは出られない。
さあ、明日から種蒔きだ！

の、はずが…


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