7月2日
夜中に数度、目が覚めながらもよく寝た気もする。
昨日の夕食時に比べて、格段にすっきりとした目覚めだ。
手術着から通常の入院着に着替え、病室へ戻る。
すると早速…

出ましたお食事!
昨日の夜は、何を食べたかも覚えていないが、とりあえず栄養は取った。
この食事も、その感覚で…
特に食事と一緒に牛乳を飲むなんて、給食以来かも?
骨をひっつけるためには、きっと不可欠! 食事の前に一気飲みした。
さて、手術した手はどうなったかというと…

この時点では、まだ包帯ぐるぐるで中身がどうなっているかは確認できない。
ただ、手がパンパンに腫れ上がっているので、自分の手ではないような感覚だ。
手術すると、どうしてもこの炎症反応は否めない。
それでも、昨日よりかは随分とひいたほうだろう。
手はできるだけ動かしたほうがいいというので、礼状やBLOGネタの下書をせっせと作る。
ノートパソコンさまさまである。

その間にも、行の様なお食事の時間。
そうこうしているうちに、誰もいなかった6人部屋に一人二人と入院患者さんが入ってきた。
小さな病院らしく、病室ごとに患者さんのかかっている科目が同じなんてことはない。
かなり症状も大変そうな年配の女性が入ってこられた。
どうやら、お二人ともお食事を取れない様子。
すきを見つつ、PC作業をしてみたが、やはり手の自由が効かないと次第にあちこちに痛みが出てきて、長くは続けられない。
ビデオタイムを挟みつつ…
と、言っても同室の方がいらしたので、初日のように堂々と音声を出しては見れないので、イヤホンで遠慮しつつ楽しむ。
夕刻、先生の回診とリハビリ。
手術からできるだけ早くに、リハビリは開始したほうがいいらしいのだが、さすがに手術直後ではかなり過酷…と、考えてくれた理学療法士の担当Tさんは、夕方遅い時間にしてくれた。
分厚く包帯を巻かれた上から、関節の骨一つ一つをほぐすように緩めていく。
小さな骨の集まりで、細かい動きが可能になっている手とは、リハビリもとても細かい技術を要求されるらしい。
担当してくださった方は、手を見ながらその上に骨の形が透けて見えていると言う。
少しずつ固まっている筋を伸ばしていく。
その操作は、本当にゆるゆる撫でている程度の加圧なのだが、ポイントを押さえて伸ばすと、その腱や筋肉は確実に緩み、指が動くようになる。
このリハビリを、今後週に1〜2回繰り返し、スムーズな動きができるようにしていく。
リハビリが終わって部屋に戻ると…

はい、しっかり行…が待っていた。
同室のお二人には申し訳ないが、さっさといただく。これがなんだか考えないようにして掻き込むに近いかも…
さて、この夜…
初日は、薬で眠らされた。
二日目は、麻酔が効いていたのでほとんど記憶がない。
覚醒した状態で迎える病院の夜!
なんと、日中よりもはるかに賑やかで、眠れたもんじゃない。
鳴り響くナースコール…
大部屋では、ナースコールへの回答はスピーカーで部屋中に響く。
当然、誰かがコールすれば、部屋全員に聞こえるレベルで「どうしました?」と、返事が来るわけだ。
それが、あちらこちらで起こっている。
夜は扉がしめられてはいるが、音は筒抜けだ。
高齢の方が多いこうした地方の病院では、夜のほうが賑やかかもしれない。
朝方には、さらにその様相が活発になる。
もう寝たのかどうかもわからない。
あ〜早く出たい…
posted by KAZUおばさん at 23:59|
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