しばらく間が開いてしまったが、ここんところ農作業が忙しかったのですよ…
台南最終日、お土産を含めて再度カルフールへ出かける。

と、カルフールの食堂街へ出向いた。
まだ昼ちょっと前だった事もあって、店は空いていたが、あれよあれよと言う間に人で埋まる。
街中の屋台などに比べては、結構店構えやカルフールに入っている事もあって、高い店だとは思う。
それでもカルフールでお買い物をする客層にはお手軽だのだろう。
カルフールの食堂街には、日式…と書かれた店が多い。
とんかつやラーメンなど、日本の文化が生んだ食が台湾では人気なのだ。

麺単体でも注文できるのだが、今回はセットメニューをチョイス。
麺と小皿料理とドリンクがついて、87元…約320円程度
割合しっかりと入った麺、だしはシンプルで牛肉の脂っこさはは感じ無かった。
同じ「牛肉麺」でも、店によっては煮込まれた薄切りや炒めたひき肉などもあるらしいが、ここはごろっと煮込まれた肉のタイプ。
見た目はしっかりしているが、ほろほろと崩れるほどやわらかく煮込まれていて、絶妙だった。
小皿は8種類の中から選べるのだが、お嬢は青菜の炒め物に牛肉のそぼろが乗ったもの。
私は、ごぼうの酢のものをチョイス!
ごぼうが食べられていることが、ここ台湾らしいと感じた。
中国本土ではないからだ。
これぞ日本人が持ち込んだ文化なのではないだろうか…
ドリンクは、ラージサイズのカップになみなみと注がれてくる。二人ともオレンジジュースをチョイス。
これで結構お腹がいっぱいになる。
お土産をいろいろ買って、一旦引き上げ。
締めくくりは、お楽しみ夜市で!
と、思ったら所持金が…
ホテル横には郵便局がある。
ここでまずは両替…と、ホテルのフロントで郵便局の空いている時間を尋ねようとしたが、このホテルのスタッフは、若いお嬢さんを除いて誰も英語が出来ない。
たまたまこの時間は、このお嬢さんがいなかった。
仕方なくメモに「郵局」と書いた途端、フロントのおばさんが私の手を引き、ホテルの横へ連れて行ってくれた。
あるのは知っているのだよ…
時間が知りたかっただけなんだけど…
ま、入り口に表示があったので時間はわかった。
おばさんに「謝射」とお礼を言って、郵便局の中へ…
大学内の郵便局と違って、本局なのだろうか端から端までずら〜っと、向こうが見えないくらいに窓口が並んでいる。
しかし、お客は思ったほどいない。
特に窓口の差は見当たらないようなので、一番近い窓口へ…
大学内の時と同じく、パスポートと日本円を出して、「ちぇんじぷりーず」と言う。
すると、窓口のおばさん…
困惑の表情…
後ろにある何十と言う引き出しから、あれやこれや悩みながら書類を出す。
そして私に書け!と、差し出した。
ん?大学内の時と違うぞ?
とりあえず、こーか?あーか?って感じで記入する。
サインをして、窓口のおばさんへ返したら、なにやら現地語で問いが返って来る。
「・・・?」と、なっていたら、おもむろにおばさん席を立って、遠くの窓口にいる若い女性に声を掛けて、連れて来た。
若い女性は、いきなり英語でどこにステイしているかと尋ねた。
なるほど、そういうことか…
隣のビルの方を指差し「てぃえだおほてる」と応えると、にこやかにOK!と、若い女性はおばさんに現地語で伝えて去っていった。
さらにここから…
自筆で書いた書類(大学内の時はいきなり印字書類になって出てきたやつと同じなのだが)を、おばさんが窓口の後ろに座っている係長さん的な人のデスクへ持っていく。
結局、ここで同じものがやはり印字書類として作成されるらしい。
おばさんは、後ろの席と窓口を行ったり来たり…
私のパスポートを持ったまま…
入ってから30分近くが経っている。
最後に、苦笑いしながらおばさんが窓口へやってきて、パスポートを返し、もう一度書類にサインを求めるのだが…
その際に、一点を指差しすまなさそうに笑った。
私の名前「和美」が「合美」になっていて、手書きで書きなおされていた。
和と合…中国語で発音するとほとんど同じなのだ。
聞き間違いされる事もよくある。
多分、印字するおじさんはそう聞き取って印字してしまったのだろう。
そんなこんなで30分を要して両替…
お嬢が「どこ行ってたん?」と、電話をよこすほど…
でかくても、郵便局がすべて手際よいわけではなかった。
初日の両替は、さすがに多国籍の学生を抱える大学内の郵便局ならではの手際だったのだ。
さ、懐も整ったところで、いざ出発!
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