2014年10月28日

MAMAZON台湾を行く-その5-

 さてさて…
しばらく間が開いてしまったが、ここんところ農作業が忙しかったのですよ…

 台南最終日、お土産を含めて再度カルフールへ出かける。
14台南ツアー_36台湾名物を食らう.jpg 最終日とあって、心残りを残さぬように昼ごはんは台湾名物「牛肉麺」を食べることにしよう!
と、カルフールの食堂街へ出向いた。
まだ昼ちょっと前だった事もあって、店は空いていたが、あれよあれよと言う間に人で埋まる。
街中の屋台などに比べては、結構店構えやカルフールに入っている事もあって、高い店だとは思う。
それでもカルフールでお買い物をする客層にはお手軽だのだろう。
カルフールの食堂街には、日式…と書かれた店が多い。
とんかつやラーメンなど、日本の文化が生んだ食が台湾では人気なのだ。
14台南ツアー_37台湾名物牛肉麺.jpg 店はレジで注文して食券を求めるタイプ。
麺単体でも注文できるのだが、今回はセットメニューをチョイス。
麺と小皿料理とドリンクがついて、87元…約320円程度
割合しっかりと入った麺、だしはシンプルで牛肉の脂っこさはは感じ無かった。
同じ「牛肉麺」でも、店によっては煮込まれた薄切りや炒めたひき肉などもあるらしいが、ここはごろっと煮込まれた肉のタイプ。
見た目はしっかりしているが、ほろほろと崩れるほどやわらかく煮込まれていて、絶妙だった。
小皿は8種類の中から選べるのだが、お嬢は青菜の炒め物に牛肉のそぼろが乗ったもの。
私は、ごぼうの酢のものをチョイス!
ごぼうが食べられていることが、ここ台湾らしいと感じた。
中国本土ではないからだ。
これぞ日本人が持ち込んだ文化なのではないだろうか…
ドリンクは、ラージサイズのカップになみなみと注がれてくる。二人ともオレンジジュースをチョイス。
これで結構お腹がいっぱいになる。

お土産をいろいろ買って、一旦引き上げ。
締めくくりは、お楽しみ夜市で!
と、思ったら所持金が…
ホテル横には郵便局がある。
ここでまずは両替…と、ホテルのフロントで郵便局の空いている時間を尋ねようとしたが、このホテルのスタッフは、若いお嬢さんを除いて誰も英語が出来ない。
たまたまこの時間は、このお嬢さんがいなかった。
仕方なくメモに「郵局」と書いた途端、フロントのおばさんが私の手を引き、ホテルの横へ連れて行ってくれた。
あるのは知っているのだよ…
時間が知りたかっただけなんだけど…
ま、入り口に表示があったので時間はわかった。
おばさんに「謝射」とお礼を言って、郵便局の中へ…

大学内の郵便局と違って、本局なのだろうか端から端までずら〜っと、向こうが見えないくらいに窓口が並んでいる。
しかし、お客は思ったほどいない。
特に窓口の差は見当たらないようなので、一番近い窓口へ…
大学内の時と同じく、パスポートと日本円を出して、「ちぇんじぷりーず」と言う。
すると、窓口のおばさん…
困惑の表情…
後ろにある何十と言う引き出しから、あれやこれや悩みながら書類を出す。
そして私に書け!と、差し出した。
ん?大学内の時と違うぞ?
とりあえず、こーか?あーか?って感じで記入する。
サインをして、窓口のおばさんへ返したら、なにやら現地語で問いが返って来る。
「・・・?」と、なっていたら、おもむろにおばさん席を立って、遠くの窓口にいる若い女性に声を掛けて、連れて来た。
若い女性は、いきなり英語でどこにステイしているかと尋ねた。
なるほど、そういうことか…
隣のビルの方を指差し「てぃえだおほてる」と応えると、にこやかにOK!と、若い女性はおばさんに現地語で伝えて去っていった。
さらにここから…
自筆で書いた書類(大学内の時はいきなり印字書類になって出てきたやつと同じなのだが)を、おばさんが窓口の後ろに座っている係長さん的な人のデスクへ持っていく。
結局、ここで同じものがやはり印字書類として作成されるらしい。
おばさんは、後ろの席と窓口を行ったり来たり…
私のパスポートを持ったまま…
入ってから30分近くが経っている。
最後に、苦笑いしながらおばさんが窓口へやってきて、パスポートを返し、もう一度書類にサインを求めるのだが…
その際に、一点を指差しすまなさそうに笑った。
私の名前「和美」が「合美」になっていて、手書きで書きなおされていた。
和と合…中国語で発音するとほとんど同じなのだ。
聞き間違いされる事もよくある。
多分、印字するおじさんはそう聞き取って印字してしまったのだろう。
そんなこんなで30分を要して両替…
お嬢が「どこ行ってたん?」と、電話をよこすほど…
でかくても、郵便局がすべて手際よいわけではなかった。
初日の両替は、さすがに多国籍の学生を抱える大学内の郵便局ならではの手際だったのだ。
さ、懐も整ったところで、いざ出発!
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posted by KAZUおばさん at 21:24| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月06日

MAMAZON台湾を行く-その4-

 買い物疲れで足を引きずりつつ、お嬢の興味惹かれるままにうろうろする事数時間…
さあ、いい加減夕食にしないと…
と、思っていたら、意外やレストランは21:00頃に閉まってしまうところが多い。
表通りの屋台はまだ賑わっているようだが、夜とはいえ28度ほどの気温の中、屋台で食べるのもなぁ…
仕方ないので、最後の選択。14台南ツアー_33日本式?丼のテイクアウト店.jpg タイトルは「日式丼飯」
ここで、私は蟹丼 お嬢は親子丼を購入。
おばちゃんが注文を受けてからさっと作ってくれる。
大きなカップ麺くらいのパックに割合どっさりとご飯が入り、その上に卵で綴じられたらしき具財がこれまたたっぷりと乗る。
熱々のカップに蓋をして、袋に入れたら渡してくれる。
どのメニューも70元から80元程度 約280円ぐらいだろうか。
次に…

14台南ツアー_34台湾で一般的なドリンクショップ.jpg ドリンクも買わなくちゃね。
台湾には、このレッドサンというドリンクショップがあちこちにある。
街中で見かけるティースタンドとも言うようなこうした店でも、いくつかのチェーン店があり、この店と並んでよく見かけるのは「茶の魔手」
なぜか「の」がひらがななのはとても気になるところだが、なんとなく近寄りがたいネーミングにいまだ入ったことが無い。いずれチャレンジしてみなくては…
さて、ここでは私がピーチグリーンティーと、デザートにレモンゼリー(台湾では愛玉果)をチョイス。
どちらも美味〜
100種類を超えるメニューの中、漢字で書かれていてもほぼ内容が読み取れるのは日本人ならではの強み。
しかし、お嬢は何を思ったのか読んでも解らない「阿華田」と書かれたドリンクをチョイスした。
さてexclamation&question吉と出るか凶と出るか…

14台南ツアー_35台湾二日目の夕食.jpg 買ってきたものを、私のホテルの部屋で涼みながら食べることに…
私の蟹丼は、蟹かまぼこを卵綴じしたもの。まあ、想像通りの味わい。
お嬢の親子丼は、鳥の唐揚げが卵綴じされていた。
思ったよりもボリュームがある。
これで、280円は安いかもしれない。
さて、ドリンク…
私のピーチグリーンティーは名前の通り、桃の香りがする緑茶。さっぱりしていて飲み易い、思ったほど甘くもなかった。
そう、台湾では、基本緑茶も紅茶も烏龍茶も甘いのが普通。
ペットボトルのお茶もほとんどが甘い。
甘くないものを求めるには「無糖」とか表記があるものをチョイスする必要がある。
最後に「阿華田」…
飲んでみた…
これって何
決して美味いとは言えない。
私の感覚では、日本で飲んだことがある「ミロ」に似ている。
ココアのような、もっと粉ッポイ…
お嬢は、慌ててググル…
私の味覚は正解だった。
「阿華田」とは、台湾で一般的は麦芽飲料のブランドネームだったのだ。
のちに、スーパーで売られている缶に入った「阿華田」をみて、思わず二人で馬鹿笑いしてしまった。
ハードスケジュールに、この暑さ…
さすがに、明日はちょっとゆっくりしようと、二日目の買い物を終え、今日は終了。
最終日は、最後の買い物と、台湾記念の夜市を体験しようとたくらんでいる。
ほとんど、MAMAZONは、遊びの領域にどっぷり〜である。
では、続きはまた明日…

posted by KAZUおばさん at 23:04| Comment(2) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月05日

MAMAZON台湾を行く-その3-

 さて、台南駅到着後お嬢が改札口前で待っていてくれた。
早速、布団の詰まったトランクをガラガラ引きずり、寮を目指す。
台南駅からは、裏口から出るといきなり大学の前である。
駅の左前は、延々大学の敷地が広がる。
この大学敷地を横目に見ながら歩くこと5分ほど、立派なレンガ色の建物が連なるお嬢の寮へ到着。
なかなかセキュリティーの整ったビルで、先ほどのMRTトークンのような鍵が一人ひとり渡されている。
寮入り口のドアはもちろん、ロビーから女子寮への入り口、エレベーター、個室のドアもすべてこの鍵を読み取らなくては入ることが叶わない。
いずれもオートロックなので、鍵を持って出るのを忘れると、えらい事になるらしい。
お嬢も早速、廊下にあるウォーターサーバーへ水を汲みにいってやってしまったようだ。
そんな時には、フロントへ行き、レンタルキーを借りるらしい。
お嬢の借りた日にも、すでに同じようなサインがレンタルキー貸し出しノートに書かれてあったそうな…
さて、お嬢の部屋は…
三階の、せこいツインルーム。
本来は、シングルを申し込んだのだが、なぜか部屋が無く、せこいツインを一人で使え…と、言う事らしい。
なぜせこいかというと…14台南ツアー_22お嬢の寮の部屋.jpg 通常のツインルームは、シングルベッドが2台入っている部屋なのだが、この部屋は不思議な2段ベッドが備え付けられていた。
もちろん、机も2台ある。本棚も2台…
しかし、微妙に形が違って、後から持ち込んだ感がありあり…
エアコン・冷蔵庫・シャワールームトイレ洗面が完備されている。
廊下には、ウォーターサーバー・ゴミ捨て場・洗濯機が各階に設置されているらしい。
この2段ベッド、台湾仕様がそうなのか、この部屋がそうなのか、長さが180cmほどしかない。
持ってきた布団は端を折り曲げないと入らなかった。
下が完全な板間なので、布団一枚でも少し固そうだ。
それでも、板の上に直に寝るよりかはまし…
今夜からは少し楽に眠れるだろう。

さて、買い物に出かけたいが、現金がないと何も出来ない。
まずは両替。
どうやら、台湾では郵便局が手数料など無しで両替してくれるらしいので、成功大学の構内にある郵便局へ…
ここで、日本円とパスポートを見せると、直ぐに書類を作ってくれる。
サインをしておしまい。
いたって簡単
と、思っていたが…のちに、ここだけが簡単なのだと知ることになる。
1日の両替限度額は30万円まで…明日には、三か月分の学費と1年分の寮費を払うつもりなので、もう少し両替しなくてはならない。これは明日の朝だな。
 
このあと、まずは必要なものをそろえようと、家楽福(カルフール)へ買い物に出かける。
とりあえずは、大きなショッピングモールがそれくらいしか思いつかなかったのだが、あとで調べるとかなりいろいろスーパーやデパートなんかもあるようだ。
ここからは写真が無いのだが…
カルフールは、台南でも高級店の部類らしく、全体的に高価な商品が主。
そのくせ、商品の品質はさほど良くは無い感じがある。
中に、日本製の見たことある商品がかなりあるが、もちろんこれらはかなり高価な商品となる。
とてもじゃないが、買おうという気にならない。
台湾の物価に少々辟易しながらも、とりあえず急いで必要な掃除用具などはひと揃え購入。
トイレットペーパーや、ティッシュペーパーなども購入したが、これらが結構高値だ。
翌日には、お嬢の編入試験がまっているので、今日のところはこの辺で切り上げ。
14台南ツアー_23初日の夕食はこのレストラン.jpg 同じカルフールの中にあるレストランで夕食をとることにした。
メニューに雙人と書かれているのは、二人用って言う事。
このコースがいろいろ並んでいる。
その中で、メインが東坡宝塔というコースを注文した。
ふたりで590元 約2200円程度

14台南ツアー_24初日の夕食.jpg 東坡宝塔とは、トンポーローをグルグルと渦巻状に塔の形に巻き、中に漬物が詰まって蒸されている料理である。
これをメインに、7種ほどの小皿が出てくる。
前菜は豚の耳の酢の物・イカの塩焼き・空芯菜の油炒め・豆腐の香り煮・冬瓜と浅利のスープ・ご飯・割包・杏仁豆腐
結構満腹〜
両手いっぱいの買い物袋を抱えて、さて帰ろう!
と、カルフールの前へ出たが…
夜遅くなると、流しのタクシーがなかなか拾えない。
仕方なく、寮の方向へ向けて歩き出す。
後ろから来る空車に気をつけて…
しかし、ラッキーな事にほんの数百メートル歩いたところで、タクシー会社を発見
おかげで、満載の荷物をトランクへ入れていただき、無事寮へ帰ることができた。
少し郊外にある24時間営業の「家楽福安平店」から、勝利路にあるお嬢の寮「太子学舎」までタクシーで140〜150元だった。(渋滞などに影響されるようで、少し変動する。)

さあて、翌日の学生初日は…
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posted by KAZUおばさん at 00:13| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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