昨日25日は、朝から秋の陽射しがぽかぽかとしたいい

陽気…
前日のぐっと冷え込んだ朝に比べて、ほんわかとしている。
さあ、この天気ならこの仕事だ

と、意気揚々須坂のぶどう畑へ出かけて、最後の収穫「スチューベン」を車満載にして帰途についたのは、午後1時過ぎ…
ぶどうは、衝撃に弱い為、満載のコンテナを揺すらない様に運転も慎重になる。(運転してるのはYOSHIだけど)
畑の脇から続く細い道を突き当たると、国道406号線。
いつも混雑していて、脇から出るのに待たされる。
やっと、隙間ができた!
と、車の頭を出し、左折しようとした時…
反対車線を走ってくる軽自動車が、速度を緩める事無くどう見てもセンターラインを越えて来る。
「このままやったら当たるで〜」
と思った途端、
バ〜ンフロントグラスに、破砕された車体の部品が雨のように降ってくる。
今でもスローモーションのようにその光景が目に焼きついている。
当たるかも?と思ってから実際に当たるまでは多分1〜2秒ほどなのだろうが、物凄く長かったような気がする。
その結果がこれ…

冬の心臓修復手術からなんとなく異音を抱えながらも、頑張ってくれていたノア君なのだが、今回ばかりは…
あまりの痛々しさに、なでなでしてやりたくなる。
「痛いの痛いの飛んでけ〜」
我が家のアイドル的存在だっただけに、なんとも心が痛む。
しかし、そうばかりも言っていられない。
事故後、脳内はフル稼働モードに突入、110番通報し、相手の運転手の様子を見て、近くにいた人へ救急車の手配をお願いする。
10分ほどで救急車が到着、胸を打ったという相手運転手の手当てを行い、近隣の病院へ搬送して行った。
遅れること30分ほど…
やっと警察の事故処理車であろう赤ランプが渋滞の後ろに見えている。
この道が混む事なんか、地元警察なら知っているであろう。
何で裏から来ないんだ

やっとの事で事故検分が始まったのは、発生から1時間が過ぎていた。
担当エリアは須坂警察、YAMAMOTOとヘルメットに大きくシールを張った大柄なおじさん。
あれこれ聞かれるうちに、YAMAMOTOの口端から理解しがたい専門用語や細かい数字が飛び出す。
こちらにすれば、頭を出したものの止まっていた当方に明らかに、センターを割って減速せず飛び込んできた車を避ける術もなく当たられているので、なんともしがたい憤りに溢れている。
その言葉尻は、確かにきついものもあったかもしれないが…
しかし…
「そんないい加減なこと言ったら心象悪くなるよ」「そんな自己弁護ばっかりしたら信用できない」
警察官の口から出る言葉としては、これってまるで、脅しじゃないか?
誰もがしょっちゅう事故をするわけではない。
私も、50年近く生きてきて初めての経験だ。
まずは、警察の立場や事故処理の方針なんかを先に説明してくれよ〜

半分けんか腰の実況見分、
何やかやで、2時間ばかりを費やした。
さてさて、大変なのはもう一つ。
事故後すぐに、担当のネッツトヨタ中野店のSさんへ電話し、保険の対応をお願いしすぐに損保ジャパンから連絡が入る。事故内容とレッカーの手配までは即対応だったが、保険内容に代車手配が入っていない。
つまり…
満載のぶどうを運ぶ手段がない

さあ、慌ててまたネッツトヨタにお願い…
そこはさすが天下のネッツトヨタさん

なんと、新車のボキシーを駆ってスーパーバイザーのYさんがやってきてくれた。
ピカピカ700qしか走っていないらしい。 内装にビニール被った新車なんて久々乗った〜

このきれいな新車に、農業コンテナ積み込むのははばかられたが、にこやかな韓流スターばりのYさんが、にこやかな笑顔で手伝ってくれる。
レッカーされたノア君と共に、一旦ネッツトヨタへ…
先に電話で話していた事故内容と、当然怪我もしていない私達の様子を聞いていたネッツトヨタの皆さんは、レッカーされたノア君をみて絶句

「こりゃ〜 無理じゃない?」「こんなに凄いとは思わなかった…」
今後の対応をいろいろ検討し、後は損保ジャパンにお任せすることとなった。
夕方、Sさんがぶどう満載のボキシーに農作業姿の私達も乗せて家まで送り届け、さらには重いぶどうの詰まった農業コンテナを運ぶのまで手伝ってくれた。
本当に有難う

お疲れ様でした。

さあ、ド田舎山の中に住む私達にとって、車は生活の足である。
保険の対応が確定しないと、ノア君は全くいじることができない。
どうするアルマナックの足

という事で、ネッツトヨタのSさんが、今日はいろいろ相談に乗ってくれている。
そこへ…
損保ジャパンの担当Mさんから電話

がかかって来た。
「あの〜実は、先方が保険に加入していないというか、使えない状況になっているんです。」
「え〜〜〜〜〜」

どうなるんだぁ〜

もう腰を据えて取り組むこと確定…
と、言うことで…
急遽即納してくれる車を探してもらうことにした。
できるだけ早く…
さあ、何がやってくるかはお楽しみ〜

ところで…
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