このところ、雨が少なくカラカラお天気が続いていた。
当然、畑は水気が少なく、畑は土ぼこりが舞うほどになっていた。
じゃがいもを掘った後の空き畝は、特に草も生えず土もさらさら…
そんな中に、ポコポコクレーターがいっぱい…
小さいものはそのほとんどが10cmほどなのだが、今回あったものは違っていた。

直径30cm近くはあっただろうか…
ぐりぐりと掘り込んだらしく、深さもかなりある。
周りには羽がぱらぱらと落ちている。
これらは、鳥たちが砂浴びをした後だ。
いつもの小さいクレーターだと、すずめやカラの類だろうと思うが、今回のは…

落ちていた羽を拾ってみる。
先端がきれいな青緑色に光っている。
これって、キジの色?
確かに、春先にもここを闊歩するキジを数回見かけた。
畑の反対の藪から出てきて、畑をまっすぐ突っ切って、川沿いに上がっていくのが、どうやらルートのようだった。
だとすると、その途中がこの辺りか…
ここで、砂にもぐってぐりぐりと羽を広げているキジの姿を思い浮かべた。
なんだか、気持ち良さそうな気がして、噴出しそうになった。
さて、そんな畑でここ数日目に付くのは…

若葉色の葉が茂った中に、真っ白のまあるいタマゴが…
わあんさか!
これが、今年初めて作る「タマゴナス」である。
鶏の卵程度になったら収穫する。
紫のナスと違って、葉もヘタも緑色が若く、柔らかな感じだ。
しかし、その実は…
真っ白でなんと硬い!
これを使ってまずは…

ラタトゥイユを作ってみた。
もちろん他の野菜もすべてアルマナック農園産。
トマト、丸ナス、ズッキーニの代わりにマッチャン、バナナナンバン…
水は使わず、野菜から出る水分だけで野菜が柔らかくなるように煮る。
圧力鍋を使うと、ものの5分で出来上がる。
粉末のコンソメと塩と粒胡椒のみで味付け。
タマゴナス自体は、普通のナスと違って少し実も固め。しっかりとした皮とともに、その姿が崩れずに残っている。
味は甘味がしっかりとある。
今回のように煮物ではさほど気にならなかったが、灰汁が強く、塩もみや簡単に炒めた程度では、少し苦味を感じる事がある。
そうした調理には、しっかり灰汁抜きが必要かもしれない。
今回は、問題なく美味しくいただいた

夕方にぱらっと降りはしたものの、湿る程度にも至らない。
明日は水撒きかなぁ…
そして、まだまだ採れる野菜たちで、色々まかない三昧
posted by KAZUおばさん at 01:14|
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アグリに挑戦!
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