
雪が降らない隙間を縫って、家の周りの除雪作業に精を出す。
この写真は、裏庭に出来た6mを越すアルマナックエベレスト。
ついに厨房の窓を覆いつくし、テラスの屋根に届く勢いで育ってしまった。
まだ屋根の上にはたんまりと雪が載っている。
これが落ちで来たら、間違いなく庇は繋がってしまうだろう。
そうなると、今度は春が近付き暖かくなった時に、くっ付いた庇が解けて嵩の減っていく雪に引っ張られ壊れてしまう。
そうなる前に、山を崩して雪の落ち代を作る。
写真から見えているのは、201号室と男子トイレの窓…なんて近い。
頭に覆いかぶさる枝は、いまや手が届かなくなって実を採る事が出来なくなってしまったうわみず桜である。実のあるときにこの位置だったらいいのに…
本来、枝自身はまっすぐに上を向いてているのだが、積もった雪の重みで枝先をもたげたところへ、屋根の雪が直撃して、枝が折れてしまっているようだ。
今年は、こうして枝処理をしなくてはならない木が多く出た。
春になったら、間延びして不恰好な庭になってしまうかも知れない。


この雪山に上り、スノーダンプで雪を少しずつ降ろす。
それを、青い除雪機君が裏の林に向けて飛ばす。林といっても既に雪の野原となってはいるが…
この作業を延々繰り返す。
中には屋根から落ちた氷の塊などもあり、スコップと併用しほとんど土木作業に近い。
これだけ土を運んだら、いい畑がた〜くさん出来るだろうな…
春になったら融けてなくなる…手間のかかったわりに実入りのない作業である。
汗だくになりながら、陽のわずかに射す昼間はこの仕事に明け暮れる。
そして、昨夜からこの冬初の雨

時折霙になりつつも、しっかりと降っている。
おかげで、家の周りに積もった雪はその嵩を20cmほど下げてくれた。
しかし、のっかっていた屋根の雪が雨を含んでドスドスと落ちてくる。
欄干は一瞬でぶち壊れた。
昨日掘った裏山雪落ち代はあっという間に埋まった。
雨が止んだら、またもや恐怖の除雪作業となりそうだ。なんせ、重い…

身体中に張った湿布の数がどんどん増える事は言うまでもない。
posted by KAZUおばさん at 13:35|
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