来る前に〜

と、鼻歌交じりに久々畑へ出かけた。
辺りは稲刈りも蕎麦刈り終わり、緑が残るのは野沢菜と大根、白菜くらいのもの。
さてさて、アルマナックの畑は〜




左にワサワサと茂るのは、芥子菜と冬菜。
霜に当たってさらに柔らかくなると言う。雪の下敷きになる前には収穫して、漬物にしたり、おひたしで食べたりと、使い道は広い。
赤や黄色の軸が目を引くのはスイスチャード。
春に植えたものが、腰くらいまで大きく育っている。
それでもまだつややかな葉を広げて元気だ。必要なだけ外葉をかぎ採りいつでも使える。
秋にも種を播いたが、そちらはまだまだ15cmほどと小さい。
これも雪の前には収穫だろう。
右は、ワサビ菜とルッコラの畝。
こんもりと見事なほどに茂っている。
春に植えたワサビ菜は、虫に食われて無残になったが、秋に植えると虫がいなくなってからなので、傷みが少ない。尚且つ、虫に対抗するアレルゲンの発生が抑えられるので、辛味や苦味が少なく、風味豊になると言う。

根菜類では、今年初めて作ってみたものが、意外やいい成長を見せている。
まん丸と赤いのは、紅芯大根。表面も赤いが、何より切った断面が赤い…はず。まだ食べてみていないのでなんともいえないが、サラダなどの生食にも使えるほど甘いらしい。

こちらは、にんじんのイエロースティック。
鮮やかな黄色がなんとも美しい

こちらも生食で食べると、素晴らしく甘い!
種蒔きの時期に、植えつける場所の配分を忘れて、種を播くのが遅れた上に、植えつけた場所が花豆と紫蘇の間…と、いう超日陰

発芽数も少なく、諦め半分だったが、まっすぐ20cm近いにんじんが採れた事にちょっと満足

この他にもやっとの事で採れたのが…


これが、待ちに待ったパンダ豆〜

からからに乾いた鞘から、豆を一粒ずつ取り出す。この作業が脅威

3日がかりで肩こりこり…
絶対来年は枝豆のままで喰ってやる〜

と、誓った。
この冬は、この豆を使って信州の郷土料理「浸し豆」に挑戦する。
まあ、取り立てて変わった物でもなく、単に茹でられた豆が汁に使っているだけなのだが、なぜかこのパンダ豆を使うのがお決まりのようである。
四半世紀長野県民となった者としては、一つくらい郷土料理が作れなくちゃね

そして、雪が降る頃まで採れ続けるのがこちら。


まだまだ元気なスティックブロッコリーだ。
あっという間にかご一杯の収穫。
その上、1週間ほど畑にご無沙汰していたら、あちこちで黄色い花が開いてしまっていた。
花が付くと、次の蕾をつけなくなるので、どんどん切って落とす。
こちらもあっという間、山のように積みあがってしまった。
軸が細くなると、どうも花が早く咲いてしまうようだ。
思い切った刈り込みが必要かもしれない。
しかし、天気予報は今日から寒さが厳しくなり、山では雪

の予報も出ている。
今週末、満漢全席のためこれらの野菜を使うつもりなので、できれば降らずに済んで欲しい。
後は、天に祈るのみ…
YOSHIは、只今満漢全席メニューを作成中。
黄色い表紙に包まれて、今年はちょっとヘルシー(?)中年向けメニューの構成だ。
そろそろ身体のことも考えないとね

参加される皆様、どうぞお楽しみくださいませ〜
posted by KAZUおばさん at 16:25|
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アグリに挑戦!
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