本日お嬢は、燕尾服を着た校長先生から「入学を許可する

」の宣誓を受け、無事に高校生となった。
新しい学び舎は、信州の白い山々が一望でき、夢のような景観が見渡せる高台に建っている。標高が結構あるので、気温はやや低め…
今日は

お天気がよくて、日向にいるときには暑いくらいだったが、校舎内や講堂は冷える冷える…
しかし、寒さを我慢できたのは、響き渡る管弦楽の音色

に彩られる式典のせい!
式典の楽曲は全て、音楽科の生徒が生で奏でるのである。
さて、当の入学した本人は…
ちょっと入学式当日に機嫌が悪い。

行く先々で、男子の部活から誘いを受ける。
そりゃそうだ!制服がないこの高校で、入学式の女子はその殆どが「なんちゃって制服スタイル」で、生足晒したカラフルなミニプリーツスカートにブレザー・リボンタイ。
なのにお嬢は、スラックスにブルーのYシャツ・白ベスト・ブラックのネクタイ・ブレザー。
前を通っても、すっかり男子にしか見えない。
それでなくてもここは女子の数が圧倒的に多い(音楽科は殆ど女子だし、普通科も女子の数6割強)のだから、男子部活の勧誘は白熱している。
おまけに、オリエンテーションで仲良くなった友人達とクラスが別々…
「まずこのままのクラスになる予定です…」と、言われていたにもかかわらず!である。
なんでも、国語科の教諭である担任が、国語の成績のいい子を自分のクラスに引き抜いたらしい。まあ、認められての結果だから文句は言えないのだが、お嬢はそういうのが気に入らない。クラスのみんなのいる前で、そういうことを言ったらしく、いきなりそんな先生に

キレていた。
国語ができる生徒は、基本的に物静かなのか…

を被っているのか…
やたらと静かなクラスだった。
多分お嬢が仲良くなった子達は、初日からだれかれ構わず仲良くなれるタイプだったのだろう。
この静けさも、お嬢には辛かったようだ。
まあ、おいおい友達もできるだろう。
あっという間の15年…
地震の年に生まれてきて、地震とともに旅立っていった。まるでなまずのようなやつだった。
さあ、頑張れ1年生
posted by KAZUおばさん at 00:17|
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KAZUおばさんつれづれ日記
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