さてさて…
ホテルブッフェで満腹になったところからの続き

午後は、チョロン地区(中国人街)の市場へ行ってみよう

と、ホテルからぶらぶらバスターミナル目指して歩き始めた。
そのとき、不覚にも…捕まってしまった


例の如く渡りにくい道路…物売りのおじさんについていけば渡り易い

と、思ったのが運の付き

「ベンタイン市場、2ブロック先 左 すぐ」と、英語で語り掛けて来たおじさん。おもむろに冷えたココナッツを手渡された。迂闊にも私はそれを受け取ってしまった。(しまった〜

)カンカンっと鉈で穴を開けてストローを刺して…「10万ドン

」と、きた。やられた〜

しか〜し、ここで引き下がる私ではない

「これしかない

」と2万ドン札しか出さなかった。
おじさん、しゃーないなぁ〜って顔で2万ドン札を受け取り、すぐさま向かいの歩道を歩く欧米人に同じ調子で迫っていた。
商魂たくましいベトナムの一面を垣間見た。
おなかいっぱいなのに、ココナツジュースは入らん…

喉が渇いてるときなら、めちゃくちゃ美味しいんだろうけど…
ココナッツジュースを持ったままうろうろ…途中断念してゴミ箱へ「ごめんなさい」した。
さあ、

ベンタイン市場のあるロータリー。でっかく赤い看板にホーチミンさんの絵が掲げられているのが、バスターミナル。ここから、四方八方へバス路線が延びている。
待合室の中で、チケットらしきものを売っているお姉さんに地図を見せて「チョロンへ行きたい」と告げる。するとお姉さん「ナンバー1バス」と答えてくれた。ふむふむ1番のバスに乗るのね。「チケットは?」と重ねてたずねると「オンバス!」要するにバスの中で買えると言う事か。「OK!サンキュ〜」
片言の英語で何とかなった。

乗り込んだバス。車掌さんがすぐさま近寄ってきて、一人3000ドンを支払い、チケットを貰う方式。
またもやここで新しい発見

最初に手渡した1万ドン札にインク染みがついていた。
すると、車掌さんは受け取ってくれず、付き返された。
ベトナムでは、ちょっとでも汚れた紙幣は使えないらしい。これをどこで消費するかが、ゲーム的な感覚になっているようだ。
新しく差し出した紙幣で清算し、無事にバスの旅となった。ホーチミンの街中を眺めながら、バスは走る。
地図と照らし合わせながら、今どの辺り?と、見当をつける。チョロン地区が近付いてくると、漢字の看板がちらほら見えてくる。
1番バスの終点は、このチョロン地区。

チョロンのバスターミナルに入ったバス。かなりの頻度で走っている路線らしく、次から次から1番のバスが入ってくる。
これなら帰りの便も安心だ。
ターミナルの周りはかなりの人と車でごった返している。チョロン地区は仕入れの街。街中で売られているおみやげ物や食品などをここで仕入れ、行商にしている人が多いらしい。と、いうことは…
ここで買えばなんでも安い?
早速目指したのは…

チョロンにある大型の市場 ビンタン市場。
ベンタイン市場よりも観光色はなく、地元の野菜や肉をはじめ、多くの食材がここへ来れば手に入るであろうと思われた。

様々なマカロニ(もちろん米から作られている。)ライスペーパーなど乾物を扱う店。
マカロニは色とりどりで、多分味がついているのかもしれない。
街中で、これを炒めて売っている屋台を良く見かけた。

八百屋には、見た事あるものも見た事ないものもいろいろ売られている。
ここでは、生の黒クワイを見つけた。中国料理でよく使われる水生植物で、こりこりとした食感が楽しめる。日本は、剥かれて水煮になったのもが缶詰で入っているが、ここでは、皮付きのままと、座っているおばさんがせっせと皮を剥いて売っているのとがある。ちょっと感動だった。

道端でたらいを置いて売っていたのは、蓮の茎。
蓮の葉っぱの茎なのだが、ちゃんとレンコンと同じように穴が開いている。
これをサラダにして食べるのがベトナム流。
もちろんレンコンも使うし、花はお茶にするし、葉はご飯を包んだりして蒸すし、こうして茎も…余すところなく使うのだ。

大胆にも、炎天下の道端で生肉も売られている。
いい感じに醗酵しておいしいかも?
天秤棒担いだおばさんが、こうして道端に何かしら商品を広げて売っているのが、ベトナム風かもしれない。
ビンタン市場の建物の中へ踏み込んでみると、人一人通れるか?って程通路が狭い。店先から商品がはみ出しているのだ。
その商品を掻き分け進む。
2階は、衣料品などが並ぶ。

その中で、Tシャツやさんを発見

ベンタイン市場で18万ドンで売られていたものと同じのが、ここでは一律5万ドン。
と、いうことで交渉開始…
「安くしてよ〜1枚いくらになる?」
「4万8000ドン」
「もうチョイ!10枚買ったら?」
「4万5000ドン」
結局、10枚かって42万ドンで押し切って購入。
1枚当たり約200円。まあ、こんなもんか

市場周辺をうろうろしていて…

こんなものも発見した。
これはもしや?
お嬢の好きなクマキャラの仲間か

よく見ると、なんか違う…
尻尾が変〜

よほど買おうかと悩んだが、お嬢の好きな親父クマのほうではなかったのでやめておいた。
今度来る時には、さらに進化しているかも

歩きつかれて、夕方…
さあ、帰ろう。
来た時と同じ、1番のバスに乗り、ホテルへ向かう。
おっ、ぽつぽつ

またもや夕立か…
ホテルでしばし休憩し、夕食に出かけよう。
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posted by KAZUおばさん at 19:25|
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